セットアップ
開発を始めるために必要なツールをインストールします。
Homebrew
macOS用のパッケージマネージャーであるHomebrewをインストールします。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
パスの設定
インストール後、brew
コマンドをターミナルで使えるようにするために、パスを設定する必要があります。
インストールスクリプトの最後に表示される「Next steps:」の指示に従い、表示されたコマンドを実行してください。通常、以下のようなメッセージとコマンドが表示されます。
Run these commands in your terminal to add Homebrew to your PATH:
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/your_username/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
TIP
上記のコマンドは一例です。ご自身の環境に合わせて、ターミナルに表示されたコマンドをコピー&ペーストして実行してください。
一般的な設定コマンドは以下の通りです。ご利用のシェルに合わせて実行してください。
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> ~/.bash_profile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
設定後、ターミナルを再起動するか、新しいタブを開いて以下のコマンドを実行し、バージョン情報が表示されれば正しく設定されています。
brew --version
Python
プログラミング言語Pythonをインストールします。
brew install python
インストール後、バージョンを確認します。
python3 --version
Git
ソースコードのバージョン管理ツールであるGitをインストールします。
brew install git
インストール後、バージョンを確認します。
git --version
GitのSSH接続設定
GitHubと安全に通信するために、SSHキーを設定します。
1. SSHキーの生成とコピー
以下のコマンドを一度実行するだけで、SSHキーが生成され、その内容(公開鍵)が自動的にクリップボードにコピーされます。
/bin/bash -c "
set -euo pipefail
mkdir -p ~/.ssh && ssh-keygen -t rsa -P '' -f ~/.ssh/id_rsa && pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub
cat << EOF >> ~/.ssh/config
Host github.com
HostName github.com
User git
Port 22
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yes
EOF"
2. GitHubへの公開鍵の登録
次に、コピーした公開鍵をGitHubに登録します。
- まず、こちらのページを開きます: GitHub SSH and GPG keys
- 緑色の「New SSH key」ボタンをクリックします。
- Titleには、どのPCのキーか分かるような名前を自由に入力してください。(例:
My MacBook Pro
) - Key typeは「Authentication Key」のままで変更しません。
- Keyと書かれた大きなテキストボックスの中をクリックし、
Command + V
を押して、先ほどクリップボードにコピーした公開鍵を貼り付けます。 - 最後に「Add SSH key」ボタンをクリックして保存します。
3. 接続の確認
最後に、以下のコマンドを実行して、GitHubとのSSH接続が成功するか確認します。
ssh -T git@github.com
Hi [あなたのユーザー名]! You've successfully authenticated...
というメッセージが表示されれば、設定は完了です。 (初回接続時には、フィンガープリントの確認を求められることがあります。その場合は yes
と入力してください。)
Gitのconfig設定
Gitでコミットする際に記録される、作者の情報を設定します。 以下のコマンドを実行して、ご自身のユーザー名とメールアドレスを設定してください。
WARNING
""
の中身をそれぞれ自分の値に書き換えてください。
# ユーザー名を設定します。""の中をご自身のGithubに登録した名前に変更してください。
git config --global user.name "Your Name"
# メールアドレスを設定します。""の中をGitHubに登録しているメールアドレスに変更してください。
git config --global user.email "you@example.com"